外為どっとコムは、2002年に設立されたFX会社です。
HSホールディングス(旧:澤田ホールディングス)の一員であり、取引高は国内FX会社で第4位と高い実績を誇っています。
また、自社独自でシンクタンクを設立しており、FX取引における情報を豊富に所有しています。
さらに、これも自社独自のチャートを多数導入しており、初心者も上級者も満足できる使い勝手に優れたインターフェイスとなっています。
取引ツール
外為どっとコムでは、パソコン向けの取引ツールを2種類提供しています。
一つは一般的なブラウザ版ですが、外為どっとコムの強みはリッチアプリ版である「外貨ネクストネオ」にあると言えます。
このアプリはパソコンならではの強みを発揮できるように高機能を備えたツールとなっています。
外貨ネクストネオの特徴は以下の3つです。
- スピード注文がやりやすいこと
- 高速約定が可能なこと
- カスタマイズの自由度が高いこと
Windows・Macの両OSに対応し、ブラウザ版をはるかにしのぐ高度な機能と高い安定性を実現しています。
スマホ取引
外為どっとコムには、パソコン版と同じ名前の「外貨ネクストネオ」というスマホアプリがあります。
iOS・Andoroidともに対応しており、スマホのみでもさまざまな方法で注文可能で、成行、指値、また、IFDやIFO、OCOなどいろいろ使いこなせます。
ただし、表示できるのが1画面のみなのが弱点で、異なる通貨ペアや時間軸を並べて分析できないのは、トレーダーによっては使い勝手が良くないと感じるポイントです。
取引通貨ペア
外為どっとコムは30種類もの豊富な通貨ペアを取り扱っています。
メキシコペソ/円、トルコリラ/円のような高金利の通貨ペアがありますので、デイトレーダーも中長期トレーダーも満足できると思います。
スプレッドと手数料
以前は、外為どっとコムのスプレッドは他社より広めでしたが、ここ数年でスプレッドが急激に狭くなっており、今では業界最狭水準を実現しています。
また、取引自体に手数料はかからないため、スプレッドの狭さと相まって少ないコストで取引できるのが大きな魅力です。
レバレッジ
外為どっとコムのレバレッジは最大25倍です。
1,000通貨が最低取引単位なので、1ドル100円なら最低4,000円からトレードできることになります。
ただし、レバレッジ25倍で4,000円はぎりぎりの証拠金ですので、現実にはおすすめできません。
わずかでも相場が反転するとロスカットになってしまいます。
とはいえ、最低取引単位が1,000通貨と小さいため、最低1万通貨必要な他社に比べると初心者でも手を出しやすいのではないでしょうか。
最低単位の1,000通貨で取引に慣れてから、取引額を徐々に大きくしていくとリアルなトレードの感覚がつかみやすくなるはずです。
デモ口座
外為どっとコムでは、パソコンのリッチアプリ版にも、また、スマホ版にもデモ口座を用意しています。
サイトのアカウント申し込みフォームから申し込むと、申し込み受け付け完了後、登録メールアドレス宛てにメールが送られてきます。
その時点から90日間がデモ口座のアカウントの有効期間です。
ただし、有効期限の90日を過ぎても、もう一度アカウント申し込みフォームから申し込むことで、またデモ口座で取引の練習が可能です。
実際に資金を投入する前に、何度もデモトレードを繰り返し、チャートの見方や機能の使い方などを確認しておきましょう。
口座開設キャッシュバック・特典
外為どっとコムでは、豪華な内容の口座開設キャッシュバックキャンペーンを実施しています。
まず、新規口座開設者に対して、スマホアプリからのログインと10万円以上の入金という条件を満たすと2,000円のキャッシュバックがあります。
また、「マネ育FXスクール」という講座を受講後、テスト合格とアンケート回答をクリアすることでさらに1,000円のキャッシュバックです。
さらに魅力的なのが、最大10万円もの大型キャッシュバックです。
ただし、キャッシュバックの金額は取引量に比例するため、最大10万円ものキャッシュバックはかなりハードルが高くなっており、5,000万通貨以上の取引が条件です。
投資家保護
外為どっとコムでは、顧客が安心して取引できるよう、預かった保証金や為替損益、また、スワップポイントなどの資産を、自社の資産と明確に区分して信託先の銀行に預けます。
信託先銀行とは、三井住友銀行、あおぞら銀行、および、みずほ信託銀行です。
これらの銀行で区分管理されるため、万一、外為どっとコムが破綻するようなことがあっても、顧客の資産は返還されます。
入金方法と出金
外為どっとコムには、銀行窓口やATMから通常の方法で入金する「振込入金」と、外貨ネクストネオの入金画面で依頼する「クイック入金」の2種類があります。
振込入金の場合、入金が反映されるまでにある程度の時間が必要で、さらに振込手数料を負担しなければならないのがネックです。
可能なら手数料不要で入金も即座に反映されるクイック入金を選んではいかがでしょうか。
なお、出金の手数料はゼロで、もちろん口座を開設・維持するための手数料やロスカット手数料などもありません。
取引時間
外為どっとコムでは、アメリカのサマータイム制度のために、時期によって取引時間が異なります。
アメリカが夏時間の間は、月曜日の午前7時から土曜日の午前6時までが取引時間です。
アメリカが冬時間になると、取引開始時間は変わらないものの、終了時間が土曜日の午前7時と1時間遅くなります。
なお、システムメンテナンスがあるため、厳密には上記の時間と実際の取引終了時間に違いがあります。
正確には、夏時間中は土曜日の午前5時50分までで、冬時間中は土曜日の午前6時50分までです。
お問い合わせ&カスタマーサポート
FX市場は、月曜日の朝から土曜日の朝まで24時間オープンしています。
外為どっとコムもそれに対応するため、土日以外は24時間体制でカスタマーサポートを実施中です。
ただし、午後11時から翌午前7時(夏時間の土曜は午前6時)までの夜間は、IDやパスワードの紛失、アカウントロックの解除に関することなどに対応を限っています。
口座開設
外為どっとコムの口座を開設するには、まず公式サイトの申し込みフォームから、必要事項を記入するとともに本人確認書類を提出して申し込みます。
その後、審査を経て開設可と判断されたら、自宅宛てにログインIDとパスワードが届くはずです。
それを使ってログインし、口座に入金を完了したところで、実際に取引ができる状態になります。
審査と郵送に時間がかかるため、申し込みから取引開始まで3営業日は最短でもかかると見ておきましょう。
長所
外為どっとコムの長所は、他社より情報量が圧倒的に豊富なことです。
トレードの戦略や今後の見通しを考えるうえで、こちらの豊富な情報量は有利に働くはずです。
また、最低1,000通貨から取引できる点も、少額から慣れていきたい初心者にとっては長所ではないでしょうか。
短所
外為どっとコムの短所を挙げるなら、パソコン版のリッチアプリに対して、スマホ版アプリの使い勝手が良くないことです。
先ほども触れたように、1画面のみの表示なので複数のチャートを同時に見比べることができません。
いちいち画面を切り替えなければならないのが短所と言えます。
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